MARQ OMOTESANDO ONEの価格と立地条件は?

A-Lifeマガジン

桁外れに高額な価格帯で話題を呼んでいるマンション。その名は・・・

都内各地で再開発の槌音が鳴り響く東京。
大規模な都市の再開発により新しく生まれ変わった街は、その周辺エリアにまで大きな影響を与え、周辺の土地価格や周辺オフィスビル、マンションの価格を大きく上昇させます。
現在、各地で大規模な都市再開発が行われている都内において、新築マンション、中古マンションの価格は共に上昇の一途をたどっています。そんな中で今、他のマンションとは一線を画す様な超が付くレベルの高級マンションが分譲される予定でいます。

その名も「MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)」です。

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マーク表参道
事前の販売パンフレットによると最上級クラスの物件価格は約627㎡で67億6,000万円台、平米単価約1,078万円、坪単価約3,565万円になります。
この事前に配布された販売パンフレットに関しても、総配布枚数は500枚以下で、限られた範囲の限られた方のみアクセスできる超極秘物件となっています。
現在、日本国内で販売された最高価格の新築マンションは2017年に、東京都港区の六本木4丁目に三井不動産レジデンシャルによって竣工を向かえた「パークマンション檜町公園」という7階建てのマンションです。こちらの最上階の7階に構える物件が、55億円。坪単価約3,129万円で国内最高価格の超高級マンションだと言われてきました。立地場所は六本木と赤坂の間に位置し、元々は毛利家の屋敷があった檜町公園や赤坂氷川神社、東京ミッドタウン檜町公園などの大都会のオアシスの様な空間に立地するこちらの物件は、一般公開されずひっそりと販売が開始された後、水面下で完売したそうです。
パークマンション檜町公園
 【資料1:パークマンション檜町公園】
http://yarisugi-fudosan.jp/super_expensive_mansion/
パークマンション檜町公園2
 【資料2:パークマンション檜町公園】
http://yarisugi-fudosan.jp/super_expensive_mansion/
パークマンション檜町公園の概要
 【資料3:パークマンション檜町公園の概要】
一部屋67億円。ダントツでトップの国内最高価格のマンション

 2020年10月現在、暫定1位で国内最高価格の「パークマンション檜町公園」の55億円を大きく上回ってきた67億6,000円の「MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)」。完成予定日は2021年11月中旬とのことです。「MARQ OMOTESANDO ONE」が実際に完成された後、買い手が付けば「パークマンション檜町公園」の55億円を大きく上回っての最高価格を更新する予定です。

 不動産経済研究所(東京都新宿区)によると2019年の全国のマンションの1戸当たりの平均坪単価は約240万円。それに対して「MARQ OMOTESANDO ONE」の坪単価約3,565万円は全国平均の約15倍という驚異的な数字です。都内に各所存在する高級住宅地の平均坪単価は約330万円~600万円と言われているので、今回の物件がいかに異次元なのかお分かり頂けるかと思います。
そして建物全体の規模についてですが、「パークマンション檜町公園」は地上7階建て、総戸数43戸に対して「MARQ OMOTESANDO ONE」は地上4階建て、総戸数14戸という、かなりの小規模物件かつプライベート性の高い、まさに「邸宅」と呼ぶにふさわしい物件と言えるでしょう。

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MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)が計画されるまでの経緯
MARQ OMOTESANDO ONE関連のSNS
【資料4:MARQ OMOTESANDO ONE関連のSNS】
https://kawlu.com/journal/2020/02/15/80446/

【資料4】にもある通り、MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)の立地場所には以前、日銀の寮が建設されており、金融・資本市場関係者の中にはなじみの深い場所に感じる人もいらっしゃるかもしれません。
今回、結婚式場やホテル運営を手掛ける東証一部上場のツカダ・グローバルホールディングが2014年に日銀寮跡地を、当時60億円で買収したと言われておりますが、ツカダ・グローバルホールディングはこの地を結婚式関連の施設として再開発することなく2018年に売却。MARQ OMOTESANDO ONEの開発事業者である「ファルコンホールディング特定目的会社」が新たに購入して今回のMARQ OMOTESANDO ONEの開発を行ったという経緯があります。

MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)のディベロッパー

今回のMARQ OMOTESANDO ONEのディベロッパーとして明記されている会社は「Falcon Holding特定目的会社」です。特定目的会社は資産を扱うために設立されるような組織であり、事業会社としての実体はないそうです。今回の件について補足すると、特定のマンション建設や販売の為に設立された会社という事です。
事実「Falcon Holding特定目的会社」の連絡先などの窓口は港区にある青山綜合会計事務所が担当しており、「Falcon Holding」自身は一切表には出ずに事業が進んでいます。
 肝心の開発事業部門の窓口として企画担当しているのは創設20年以上になる「BPEA Real Estate」という香港を拠点に活動している会社で、運用資総額は160億ドルを超えると言われているアジアを代表する最大級のプライベート・エクイティ企業(複数の投資家、個人投資家から集めた資金で投資を行う企業)の不動産部門が中心となってMARQ OMOTESANDO ONEの開発を進めています。
 今回のMARQ OMOTESANDO ONEの最大の特徴としては、日本国内の大手不動産会社がディベロッパーを務めるのではなく、外資系ファンドが主体となってプロジェクトが進行している点です。外資系企業が中心事業主であることからも、今回のMARQ OMOTESANDO ONEは海外の富裕層が販売ターゲットなのではないかとも言われています。
販売を担当するのは三井不動産グループの仲介会社である三井不動産リアルティです。
BPEA Real Estateのホームページ
【資料5:BPEA Real Estateのホームページ】

MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)の立地

MARQ OMOTESANDO ONEの気になる立地場所ですが、OMOTESANDOと表記されているくらいなので表参道に建つのは予想できると思います。
詳細な立地場所の住所は「渋谷区神宮前1-10」です。
周辺には東急プラザ、ラフォーレ原宿、明治神宮などが立ち並び、MARQ OMOTESANDO ONEの建設予定地はラフォーレ原宿のすぐ裏手に位置します。大通りから一本裏手に入っただけで、連日観光客で賑わう表通りとは異なった雰囲気を放つ場所で、近くには美術館なども隣接されている落ち着いた雰囲気の場所です。
表参道
【資料6:表参道】
MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)の概要
MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)の概要

・マンション名 : MARQ OMOTESANDO ONE
・住所 : 渋谷区神宮前1-10
・敷地面積 : 2,410㎡
・権利形態 : 所有権
・総戸数 : 14戸
・構造、規模 : 鉄筋コンクリート、地下1階地上4階
・完成予定日 : 2021年11月15日
・建築面積 : 1,305.77㎡
・延べ床面積 : 5,761.00㎡
・建設高さ : 14.99m
・基礎工法 : 地盤改良杭
・アクセス : 東京メトロ千代田線・副都心線―「明治神宮前(原宿)駅」徒歩2分
         JR山手線―「原宿駅」徒歩5分
・販売主 : Falcon Holding特定目的会社
・事業企画 : BPEA Real Estate
・設計会社 : 大成建設株式会社一級建築士事務所
・施工会社 : 大成建設株式会社
・媒介 : 三井不動産リアルティ

まとめ

「パークマンション檜町公園」の販売時は一般的な広告が一切行われなかったそうで、Web広告はもちろん、HOME’SやSUUMOなどの不動産ポータルサイト、紙媒体の雑誌等、すべての広告の一切を行わずに完売を向かえたそうです。
 「パークマンション檜町公園」に関して言えば、ディベロッパーでもあった三井不動産レジデンシャルが、「パークマンション檜町公園」の購入希望者に対して自社で提供している「三井グランディオーソ」という会員制サロンを通じて、サロン会員の中でも特にVIPな顧客に情報公開を限定して「パークマンション檜町公園」の販売を行ったそうです。
 「パークマンション檜町公園」の購入者の中には、大物芸能人などの著名人が多くを占めていたようで、一部情報では「パークマンション檜町公園」の最上階ペントハウスは「香港系の財閥関係者が購入した」(外国証券_不動産アナリスト)との噂もあります。

「MARQ OMOTESANDO ONE(マーク表参道ワン)」に関しても同じようなルートか、もしくは「パークマンション檜町公園」以上にクローズで販売されるのではないでしょうか。現段階で入手している事前情報によると、「MARQ OMOTESANDO ONE」には公式のホームページ等を開設する予定もなく、当物件の販売活動は三井不動産リアルティが取り仕切っているので、おそらく三井不動産リアルティ限定のVIP会員や限定サロン会員などの、極限られた範囲にのみ販売活動が行われるのではないか?との見立てが高いです。

今回の「MARQ OMOTESANDO ONE」同様、一般枠は情報を入手する事すら困難になりつつあるこれらの物件。詳しい情報だけでも知りたいところですが、竣工を迎えるまで残り1年弱。「虎ノ門・麻布台プロジェクト」同様に「MARQ OMOTESANDO ONE」についても、今後も最新情報が入り次第定期的に情報を追ってお伝えしていきたいと思います。今回の物件は現在もラフォーレ原宿裏で活発に工事が進行している物件です。価格のみの判断では検討の余地はありませんが、実際に少しでも現場を覗いてみると「本当にこんな超高級マンションが建つんだなぁ」と幾分、現実味帯びてくるかもしれません。
表参道にショッピングのご予定のある方、仕事で近くまで行かれるご予定のある方は、是非一度遠目からでも現場を覗いてみてはいかがでしょうか?

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