賃貸物件と売買物件、どちらが本当にお得なのか徹底比較!

A-Lifeマガジン

「家を借りるか?それとも買うか?」
賃貸と持ち家はどちらが最終的にお得か?という議論はテレビや雑誌などのメディアをはじめ、多くの場所で耳にします。
私たちが日々生活を送る中で、家は人生に於いて最重要といっても過言ではないため、賃貸と購入はどちらがお得なのか?というテーマは永遠に続けられるテーマだと思います。

何歳まで生きて、どんな生活を送るのか?どんな住まいを求めているのかによって結果は大きく変わります。
寿命は誰にも分りませんが、現在の年齢や自分が思い描いているライフスタイル、ライフステージ、ライフイベントに沿って考えることが重要になってきます。
現在では、年金制度を始めとした様々な社会的保障制度に対する不信感(多くが年金等を頼りに考えていない時代)などを考慮すると、老後資産計画は以前に比べ超重要な時代になりました。

賃貸物件と売買物件の比較記事の中には一般的なデータを元にシュミレーションしたものも沢山ありますが、
結論からお伝えすると多くのシミュレーション結果が、売買物件の方が数約万円近く総額が低いという結果となっています。
事実、売買物件の方が多くのメリットを得ることができるのですが、その理由なども含めて本記事では売買物件にフォーカスして、皆さまがよりお得に素敵な物件と出会えるキッカケになればと思います。

また、私たちはお客様のライフスタイルに応じた提案も得意としておりますので、是非どのような物件が実際にあるのかなど、ご興味のある方は弊社まで一度ご連絡ください。

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是非皆様と一緒に今後のライフステージに合った、長い時間を共にする素敵なお物件(パートナー)探しができれば幸いです。

では次の項目では、賃貸物件と売買物件はどのような違いがあるのか?ぞれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
売買1

【資料1:物件イメージ写真】

【賃貸物件・メリット

・転職、転勤、結婚、家族構成の変化など、ライフスタイルの変化に合わせた内容の物件に引越しするなどフレキシブルな対応が可能
・売買物件と比較して初期費用を低く抑えられる
・維持管理費が少ない
・土地、建物の価格変動(主に下落)の影響をあまり受けない
・ローンを組まなくて済むので破綻リスクが低い
・世帯収入(年収)が下がった場合でも家賃の安い物件に引っ越すという選択が可能
・最終的な老後は老人ホームや高齢者住宅に移り住むという選択肢も残せる

【賃貸物件・デメリット

・資産が残らない
・どんなに古くて不便でも自由にリフォームができない
・高齢になってからの転居は難しい場合が多い
・家賃は掛け捨て
・一生家賃を払い続けなければならないため、老後までにまとまった資金を用意しておく必要性がある

【売買物件・メリット

・自身の資産を持つことができる
・住宅ローン完済後は賃貸物件と比較して、月々の負担を低く抑えることができる
・年齢、ライフスタイルに合わせて、自分たちの自由にリフォーム・リノベーションが可能
・社会的な信用を得られる
・十数年後に売却することも可能
・居住環境自体のクオリティが高い
・一生涯住み続ける予定なら、老後を見越してバリアフリー設計で建てることも可能
・世帯主に万が一があった場合、団体信用生命保険に加入していることで住宅ローンの支払いが0になるため、残された家族に負担を背負わせる心配もなく安心して守れる

【売買物件・デメリット

・初期費用・購入金額などの資金面で賃貸物件と比較して大きい
・売買物件を買うための多額の資金を用意する必要がある
・固定資産税が継続的に必要
・家族構成の変化など、ライフスタイルの変化への対応が難しい
・住み替えによる売買物件の売却の場合、予定していた金額では売れずに買い手がつかないこともある
売買2
【資料2:物件イメージ写真】

などの項目が挙げられます。
では次に、実際に数字を元にした表で双方を比較していきましょう。

シミュレーション表での比較

【下図資料3】、【資料4】は賃貸物件と売買物件の50年間の住居費用と推移を表にしたものです。当たり前ですが賃貸物件・売買物件はどちらも住居費用が一生かかります。
問題はその総額がどちらの方が安いのかをそれぞれ同じエリアの物件で賃貸物件と売買物件で比較してみましょう。
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【資料3:賃貸・売買の50年間の総住居費比較表】

【上図資料3】の表では賃貸物件・売買物件どちらも同じエリア、同じ広さ、同じ築年数の浅い物件で想定した場合の表です。
ご覧のとおり購入物件と同じ立地、同じ広さ、同じ築年数の浅い物件の賃貸物件の場合、賃貸物件の方が高くなることが分かります。
ですが賃貸物件でも安い物件を選んで住み替えれば住居費用は安く抑えることができます。

【下記資料4】のシミュレーション表は、31歳で売買物件を購入した場合と賃貸物件に住み続けた場合の毎年の固定住居費を比較したものです。
それぞれの将来的な家計にどのような影響があるのかを考えながら見ていきましょう。
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【資料4:賃貸・売買の50年間の住居費用推移と月経費の比較表】

1 .購入物件の場合、初期費用は頭金を含めて数百万円ほど必要。
一方の賃貸物件は、引越し料金・敷金・礼金・仲介手数料など、合計しても数十万円ほどで抑えることが可能。

2 .賃貸物件の場合、住み替えるタイミングごとに引越し料金・敷金・礼金・仲介手数料などがかかってしまう。また、住み替えるという選択をしなくても2年ごとに更新料の支払いが必要になるほか、引っ越しは体力とエネルギーが必要な作業だが、体力・気力が低下する老後~一生涯にかけて定期的にこの作業が続く。

3 .一戸建てなどの購入物件の場合、長く快適に生活を送るためには大小さまざまな修繕などのリフォーム費用や定期的なメンテナンス費用が必要。

4 .購入物件は、住宅ローンの返済が終了すれば毎月に支払う費用は、管理費などの細かな諸経費のみで抑えることができる。
賃貸物件の場合、家賃の支払いが一生続くことを考えると老後はある程度まとまった資金を用意しておく必要がある。

【資料3】・【資料4】のシミュレーションでは、立地条件・専有面積など、ほぼ同じ住環境条件の物件を選択した場合、売買物件・賃貸物件の50年間の住居費総額は大きく変わりませんでした。
しかし、賃貸物件は50年後にも何も残りませんが売買物件なら購入した家が資産として残ります。また、資料4- 4 部分からも分かるとおり、住宅ローン完済後、仕事をリタイアして収入が低下する老後にかけて住居費用を抑えられる部分は、精神的にも安心感を得られるポイントはとても大きいと言えます。

1人1人のライフスタイルに合ったピッタリの物件を探すには、やはり専門的な視点がとても重要になってきます。老後を迎えてからの対応では選択肢の幅も狭まってしまいます。
一度、どのような物件があるのか?老後も見据えてそろそろ物件の購入などを検討しておりましたらぜひ弊社までご連絡ください。

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その他にも賃貸物件と売買物件を比較したシミュレーション表をいくつかご紹介します。

【シミュレーション1】
売買5
【資料5:賃貸物件・売買物件のシミュレーション表】

賃貸物件…家賃1か月/10万円
売買物件…物件価格3,000万円

【シミュレーション2】
売買6
【資料6:賃貸物件・売買物件のシミュレーション表】

賃貸物件…家賃1か月/10万円~12万円
売買物件…物件価格3,500万円

【シミュレーション3】
売買7
【資料7:賃貸物件・売買物件のシミュレーション表】

同マンションを賃貸で借り続けた場合と購入した場合のシミュレーション。

いずれも概ね30年~40年で損益分岐点を迎えることが分かります。

「賃貸物件」の賃貸と「売買物件」の住宅ローンは支払うお金の種類が違う

双方の比較項目の中で最も重要なポイントが「最終的に資産になるか?」「資産になりえないか?」という問題です。
どういうことかと言うと、賃貸物件の家賃・更新料は、その月々の支払いの100%が管理人さんに支払う「純支出」に対して、売買物件の購入時に組む住宅ローンの支出の内訳は、「借入元の返済と利息の支払い」に分けられます。
このうちの利息は銀行などの借入先に支払う「経費」ですが、元本返済分は購入した物件の代金に充当される(借金が減っていく)ので、自分の資産の一部になっていくというイメージのように、
「自分の資産」に対しての支出になるっています。
つまり月々の支出の一部は不動産に形を変えて自身の資産になっていると思うとイメージしやすいかもしれません。

では実際に下記図を参考に見ていきましょう。
売買8
【資料8:支出種類イメージ図】

これらを考慮すると、やはり「将来的に自身の資産になる」という点で賃貸物件と売買物件を比較すると、売買物件を購入した方が圧倒的にメリットが大きいと言えると思います。

賃貸vs持ち家の結論は?

冒頭でもお伝えしましたが、これらの理由を比較してみてもやはり「将来的に資産になる」という点で持ち家の方が圧倒的にメリットが大きいです。
経済を含めた世界情勢が一段と不安定になっていく中で注目されているのが実物資産。
その代表的な存在が不動産です。

預貯金や株などの金融資産に比べて、実物資産は有形でありそれ自体が価値を持ち、値下がりすることはあっても価値が0になることはありません。
住宅ローン完済後の住居費用を抑えられることや、精神的にも安心感を得られるポイントはとても大きいメリットだと言えます。
売買9
【資料9:物件イメージ写真】

まとめ

少し前に「老後2,000万円問題」が騒がれていましたが、実際はそれ以上に必要になってきます。
老後資産形成の1つの目安金額として、最低限の生活を送るのに1か月約24万円程度必要だと言われています。
日本人の男女の平均年齢が(女性87.45歳、男性81.41歳…日本経済新聞調べ2020年7月31日現在)84.43歳なので、65歳~85歳の25年間の概算でも約5,800万円必要な計算です。(そもそも年金をいくらもらえるのかにもよりますが・・・)
 これらを考慮すると、引退後の老後も賃貸物件を選択するのであれば家賃を支払い続けられるだけの貯蓄を準備しておく必要があります。
売買物件は、初期費用こそ大きくかかるものの、長く住むほど売買物件を購入する方がお得と言えます。
 今回は物件そのものを比較・考慮していただくために数字ベースのメリット・デメリットをお伝えしましたが、購入物件はローンを組むことによる概ねの支出なども算出されるため、ライフイベントなどの計画が立てやすく、将来的には自分の家を手に入れたことによる満足感、将来的な老後に対する安心感も得られる部分は一番大きなメリットだと思います。
 その他にも、不動産事情について詳しく知りたいという方はお気軽に弊社までご連絡いただければ、精一杯お得な情報を提供できるように対応させていただきますので、ご連絡心よりお待ちしております。賃貸、売買なんでもご相談ください。#あつ兄に相談してみよう

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実際にはどのくらい生きられるかは誰にもわかりません。
しかし、将来的に何が起きても対応できるように改めて今のうちからライフプランを見直して、安心した老後生活を送れるような対策をとっていきましょう。

私たちは皆さまが安心して老後を過ごせるお手伝いができれば幸いです。
売買10
【資料10:物件イメージ写真】

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